2019年 10月 12日
数学と小説とある人
part1 『僕とさくら。』※恋愛小説
さくらには問題があった。それは見た瞬間に分かることだった。なんと、顔が心臓の位置についているのだ。
僕は初めて見た時、なるほど。と漏らしたし、多くの人達は、変な目で見た。
ところで心臓はどこにあるのだろうか。それは僕も知らない。
そんな僕はさくらと付き合うことになった。
ごめんね。こんな私で。
そんなこと無いよ。君が大好きなんだ。
さくらは僕がそう言うと、しゅんとした顔で前を向いた。
書き忘れたが、首はちょうど心臓の位置から生えていて、顔もちゃんと左右に動く。
さくら〜おはよう!
さくらは友達も多い。多くの友達は男だ。僕は時々不安になる。尻軽なのだろうか。
反対に同性の友達はいない。
以下は僕とさくらが初めて公的な関係になって、話した会話である。
さくらさん。なんて呼んだらいいですか?
えー?私?さくらでいいよ。
ではさくらと呼ばせていただきます。
〇〇くんって紳士だね。なんか
そう?
急にフランクになった笑笑
そうでしょうか?
そこはそうかな?とかでいいよ。
僕は緊張していたから、その後もしばらくは敬語だった。僕の敬語が解けたのは、付き合い始めて1ヶ月立ってからだ。
さくらちゃんってなんていう病名なの?
ある男が聞いた。
先天性顔心臓病
もう一回言って。
全くさくらの周りには、男友達が多くて、安心ができないというか、守りたくなるというか、放っておけなくなる。
先天性顔心臓病。
さくらがこの世界で始めてこの形で生まれた。エコーで赤ん坊を見た医師はとても驚いたそう。
そのせいもあって、さくらは自然と有名だった。それはそれで生きづらそうではあったけれど。
さくらは頭がいい。僕は反対に頭が悪い。勉強が苦手だ。さくらは僕に勉強を教えてくれる。そうそう。さくらは病気のせいで、胸が成長しない。それと、ホルモンバランスが少し悪いらしい。さくらはその割にとても安定していたし、優しかった。その反面快活なところもあって、陰気なだけな僕とは正反対だった。
ある日の事、僕が歩いていると、紙飛行機が飛んできて、僕の頭を命中した。そのときに、僕はついでに電柱に頭をぶつけた。
その日、学校の保健室によって、見てもらっていると、さくらがやってきた。先生、膝擦りむいちゃいました。先生は言う。転んだだけよね。
さくらは処置をしてもらうと、元気そうに保健室をあとにした。僕がその後をついてこうとすると、〇〇くんはもう少し寝てなさい。と先生に言われた。
そして、寝ていると、さくらの夢を見た。そこにいるさくらはなんの病気もなかった。何かメッセージを伝えたそうにしていたが、夢の内容をうまく思い出せない。
それで、僕は少し考え方が変わった。全く普通なさくらを知ってしまったのだ。そんなさくらだったらもっと素敵だなと感じるようになった。そんなことを考えていると、頭の中で、陰気なあなたを空いてくれるのは、目の前の、心臓の位置に頭がついた彼女よ。と声が聞こえた。
僕は分からなくなった。それで、吐いてしまった。その日は早退だった。
さくらは友達が多い。僕はなんとしても独占したかった。どうにかして独占できないかと考えた。陰気な僕も、陽キャのように振る舞うことができる。
ある時僕は、壁ドンをした、さくらは緊張して、顔を赤らめていたが、僕は壁ドンしたあと言葉を発せなかった。それで、微妙な空気になって、僕が疲れて、壁から手を離したら、彼女はどっかに行ってしまった。
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part2 『鍵、ポイント、ミステイク。』
part1はいきなり小説を書きました。見切り発車で書き出すのは何個もできるんですが、本当に完成させられないんですよねそれが。この作品でこのブログに載せるのは3作品目ですね。
一体何をして暮らしていくのか、そろそろ絞らないといけないかもしれません。必要な事は何なのだろうか。未だにわからぬまま。暇つぶしのような時間だけが、過ぎていきます。
とりあえず、ピアノが弾きたい!!!
ショパンが弾きたい!!!
とても自分が安定しません。
やっぱりいろいろな事を考えてしまいます。
生存戦略。
生存戦略があります。過酷な環境でも生き延びる為の。
これは一体何なのでしょうか。
アウトプットを一面的にして、それ以外の部分、つまり、人生における遊びの部分を楽しむ。
そういった方法がありそうです。
まぁ、もう少し、鍛錬をしますか。
鍛錬、果たして。
生きているうちに、可能な事は本当に極僅かだ。
あぁ、また虚無だ。
僕は何か過剰なのかもしれない。
まるで自我が安定しない。
最近知った事には言葉も虚無なのだそうだ。
つまり世界にはまず始まりに無があって、その後も結局の所、無しかないのである。ある言葉は、ある言葉を打ち消す。
疑問を持ったら負けなのだろうか…果たして。
鍵。鍵を開けると、普段見えないもの、宝物だったり、宝石だったり、破れたラブレターだったり、隠されたものが出てくる。はたまた家の中に入れたり、お金がたくさん入っていたり。
鍵をかけるとはどういう事なのだろうか。
よく、心の鍵と聞く。
心を開くとは、内側をすべてさらけ出す事。
人はとても複雑な構造をしている。
内側を隠す事は身体に悪いのだろうか。しかし。
まぁ、おそらく、あまり身体に良くはない。だけれど、内側を隠すと言う事にもとても意味がある。
あぁ、また、意味が不明瞭になる。
本当に書くことがない。だけれど、これだけ適当にでも文字で埋め尽くせれたならそれで満足だからこれで終わりにする。
と見せかけて続ける。脳の状態は、完全に実存の変化に依存する。実存のうち、一つの実存のみを、認識する脳のシステムは、実存が変わるごとに変化し、それ自体が、ある種の、その彼の主成分となる。
僕の主成分も変化した。
物事に一貫性と連続性をうまく取れないのは、この、実存が、頻繁に入れ替わるからではないか。
僕は眠い目をこすりながら、不明瞭な事を呟く。というよりも本当は、頭の中の世界で、思考を繰り返していたいだけなのに。
ある種の出不精だった僕を、ここまで、積極的に世界に進出させようとした罪は重い。
僕は本当に理解ができない。こんな意味不明な言動を繰り返す意味を。
世界から美は消えた。
こだわり。一つの実存の信奉。または多数。
美学とは、美学として存在するもので、僕の世界の中には、本質的には存在しない。
寿命のようなものなら存在する。
多分、美学とはそんな性質を持つ。つまり、☆美学は寿命を持つ☆
これが、今日言いたかったポイントである。
しかし、全く持って確信や、正しさなどは無い。何となくそう思い、なんとなく書き連ねたのである。それが唯一のミステイクだ。
さぁ、もっと文章力を上げて、また書き込みをしようと思います。
皆さんに幸あれ!
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以上!L_H_universe1 でした!
by L_H_universe1
| 2019-10-12 00:00
| 雑談